ブルワリーの位置するMünsterのWestfalenの伝統的なサワーエールMünstersch Altからインスピレーションを経て造られた、彼等のフラッグシップ的ビールの2023年ヴィンテージ。
赤ワイン樽で平均 19 か月間熟成。リンゴや柑橘類、ワインを想わせる繊細な香りと酸味が特徴的。
このビールをベースに様々なフルーツ等を漬け込んで多彩なAoltbeerを造る。
原材料:麦芽、スペルト小麦、ホップ
ドイツ ミュンスター近くの小さな村アルヴェルスキルヒェンの田園地帯にてJan Kemkerによって2017年に創業。Janは元々両親の家業であった庭師を継ぐつもりだったが気が変わり、農業を学んだ後に醸造家の道へ。古い牛舎を醸造所に改造し、現在は年間平均 250 hl のビールと 60 hl のサイダーを生産している。2019年にはJanのパートナーのNicoleも経営に参加。
Kemkerのビールやサイダーは自家培養のハウスイーストでの発酵、もしくは地元の野生酵母や微生物を使用して自発的に発酵させている。その中でも彼等のフラッグシップビールはミュンスターの伝統的なビールであるMünstersch AltにインスパイアされたAoltbeerシリーズで、醸造所にある約 100 個のオーク樽で造られている。
4.5haの農場及び果樹園も所有しており、リンゴやマルメロ、ミラベルプラム等の果物やハーブを栽培し、それら全てを手作業で収穫、加工してビールやサイダーに使用している。
2018年からはSchwarze Pfauengersteという独自の麦芽の栽培も開始し、2022年12月からはベースモルトとして使用している。